このサイトでは訪問歯科での治療が向かないケースや診療に必要な広さ、困難ケースが存在するかなどを紹介しています。
歯科医院に通院しなければならないところを、歯科医の方が自宅までわざわざ訪問してくれ、それによってリビングや台所、お風呂場などで対応してくれます。
歯科専用のバキュームが入っているポータブルユニットを必要としますが、ミシンケースぐらいなので場所をほとんどとることなく、6帖の程度の広さが存在すれば、十分に対応することが可能になります。
訪問歯科での治療が向かないケース
訪問歯科でできることの幅は広く、街中の歯科店舗で行っている治療をほとんど行うことが可能です。
虫歯・歯周病治療、歯石除去、嚥下検査、抜歯、入れ歯作成・調整などとなります。
それ以外の大がかりな作業がある場合は、訪問歯科での対応は困難です。
大がかりな作業がないため、治療を行うことができるスペースが存在すれば、部屋のどこでも行うことが可能となります。
バキュームや歯科器具を必要としますが、ミシンケースぐらいの大きさに収まることもでき、持ち運びにもそれほど力を要しません。
一般的に最初は歯の並びや状態を確認する時にX線を取りますので、そのX線を撮影する場合には訪問歯科では困難になることが多くなります。
訪問歯科でも最初だけは店舗に来てもらう、その後に時間の調整を行い訪問歯科に切り替えるケースもよく見られます。
訪問歯科は症状に合わせた治療を受けることが可能
訪問歯科は体が不自由な方が自宅や老人ホームなどの施設で歯科治療を受けることが出来るサービスです。
歯科医院まで通院できない方にとっては、訪問歯科のサービスは大変ありがたいサービスだといえるでしょう。
気になるのが、訪問歯科の場合、歯科医院と同等の治療を受けることが出来るかどうかについてではないでしょうか。
訪問歯科の場合も出来るだけ歯科医院での治療と同等の処置が行えるように処置を行ってもらうことが出来ますので、安心して利用することが出来ます。
症状に合わせて虫歯の処置や歯のクリーニング、歯垢の除去なども可能です。
持ち運びが出来る小型の歯を削る機械や小さなレントゲン装置などを持ち込んで施術を行いますので、患者一人一人の症状にあわせて施術が可能です。
入れ歯をはめている方の場合、定期的に義歯の調整や口腔ケアを行わなければなりません。
体の状態に合わせて無理のない施術を行ってくれますので、安心して任せることが出来るでしょう。
病気の症状が重い患者さんの場合は、かかりつけの医師と連携しながら状態を見ながら歯のケアを行うことも可能です。
体に問題のある方や、状態の悪い方はかかりつけ医や訪問歯科医と相談しながら利用されるとよいです。